例年、ドイツ車に押され気味だったジュネーブショー。今年はイタリア車の新車ラッシュで、まさに「フォースの覚醒」ならぬ「FCAの覚醒」といった盛り上がり。アルファはジュリアのフルラインを発表。それに合わせてジュリエッタとミトのフェイスリフト。フィアットは124スパイダーのお披露目とティーポの復活。アバルトは124スパイダーのアバルト版とアバルト124ラリーを発表。フェラーリはFFの後継モデル、GTC4LUSSOを発表。マセラティは初のSUVレバンテを公開。さらにランボルギーニはフェルッチオ生誕100周年を記念した限定モデル、チェンテナリオを発表。ツーリングは懐かしいディスコボランテのスパイダーを蘇らせて…と、イタ車ファンには嬉しいテンコ盛り。
しかもイタリアなどいち早くニューモデルの販売が始まったマーケットでは、カーコンフィギュレーターにも発表されたばかりのニューモデルがラウンチされるなど、とりわけFCAの本気度が伺えるショーとなりました。

それではメーカー別に詳しく見ていきましょう。


ALFA ROMEO



アルファロメオは、ジュリアが完全復活。これまで発表されていたQV(510CV)に加えて(素の)ジュリアとジュリア・スーパーを発表。アルミブロックのマルチエアー2リッター版(200CV)に8速ATが組み合わされます。おそらく日本に導入されるのはこのモデルでしょうか。ディーゼルも新しい2.2リッター版が2タイプ。さらに噂では年末に2リッター版マルチエアーの280CVバージョンが控えているとのこと。アルミパーツの多様化で50/50という理想の重量配分となった新世代FRアルファ、成功の予感がしますね。








ジュリアの顔つきに合わせてジュリエッタとミトも新しいファミリーフェイスに統一されました。ジュリアと同じ黒メッシュのスクデット(盾型グリル)に新しいエンブレムが収まり、フロントスポイラーの角の小さいリップは4C由来のイメージです。




ジュリアのカーコンフィギュレーター
トップ画像下の青ジュリアの赤い囲みにあるボタン「Scopri di più」クリックすると開きます。



FIAT



フィアットは124スパイダーの欧州市場へのお披露目。御存知マツダと共同開発したライトウェイトスポーツで、欧州市場限定でアニバーサリーバージョンも発表。80年代のウーノやデルタにあったようなブルメタの復活は個人的に嬉しいです。そして、懐かしいティーポの復活。既発表のセダンに加えて、ハッチバックとステーションワゴンが加わりました。それから待たれていた500Sのフェイスリフト、これで500シリーズは全てのモデルが新しい顔にアップデート完了です。思わず笑いが出るのは、映画「カンフーパンダ」とコラボしたパンダの限定モデル「Kung Fu Panda」ホントにパンダ顔なんですね、これ(爆)ダッシュボードは竹林のグラフィックで随所にチャイナイメージ炸裂です。







FIAT124スパイダーのカーコンフィギュレーター


ABARTH



アバルトは124スパイダーのアバルト版を発表。ノーマルの124は140CVですが、アバルト版は170CVでブレンボ製ブレーキが標準搭載されます。1060kgで170CVというパワー/ウェイトレシオは非常に期待が持てます。そしてアバルト124ラリーも発表。1.8リッター300CVにパワーアップして、後輪駆動車だけのカテゴリーとなるFIA R-GTクラスに2017年から参戦します。ハードトップもカラーリングもオリジナルのフィアット・アバルト124ラリーそのまま!!(さすがにマルク・アレンは出てこないでしょうが)今から活躍がとても楽しみですね。






アバルト124スパイダーのカーコンフィギュレーター
アバルト124ラリー


MASERATI



マセラティは遂に初のSUVとなるレバンテを発表。全長5m、ホイールベース3mという堂々としたサイズはカイエンよりもAUDI Q7に近いもの。クオーターピラーやリア周りのデザインは、コンセプトモデルのKubangとは全く違ったエレガントなデザインになりました。そしてレバンテとFIAT500Xの間を埋めるのが、アルファ初のSUVとなるステルヴィオです。今秋のパリ・サロンで披露される予定で、ジュリアQVのV6を搭載してくるとの噂。マカンやX4のライバルとなるのでしょうか?



レバンテのカーコンフィギュレーター




正規ディーラーとしてのアルファロメオとフィアット以外にも、当ガレイタではイタ車のお問合せ・ご相談を承ります。こちらのお問合せページ、またはお台場麻布十番ショールームまでご遠慮なくお申し付け下さい。


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