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アルファロメオ正規ディーラー、ガレーヂ伊太利屋は40年にわたりアルファロメオの新車・中古車・クラシックカーをお届けしてまいりました。

ALFA ROMEO HISTORY

Alfa Romeo 8C3200

8C2300 1931年


歴代のアルファ・ロメオの設計者には後世まで名を残した優れた人物が少なくありません。その中でも筆頭に上げられるのが1930年代にアルファ・ロメオに多くの名作を残したヴィットリオ・ヤーノでしょう。優れた設計手腕を評価され、この頃、アルファ・ロメオのレース部門を率いていたエンツォ・フェラーリに懇願されてフィアットから引き抜かれてきたのです。 

 そのヤーノは移籍間もなくP2グランプリカーを手掛けてレースを席巻すると同時に、優れた市販車も手掛けていきます。6C1500/6C1750、8C2300は、DOHCエンジンやスーパーチャージャーなど、同クラスの水準を遙かに凌ぐ凝ったメカニズムを備えて、高い性能を誇りました。なかでも8Cモデルは市販スポーツカーながらミッレミリアやルマン24時間のような長距離レースで好成績を収めたほか、ヘッドライトやフェンダーなどの路上走行用の装備を取り外して、グランプリレースへも出場したのです。

「6C」や「8C」の「C」とはイタリア語でシリンダーを示す(チリンドリ)ですから、6気筒、8気筒という意味ですが、アルファ・ロメオは好んでこの言葉を、名称として使います。アルファ・ロメオにとって久々の高性能モデルとして話題になった8Cコンペティツィオーネにも、「8C」の名を加えたのは、往年の高性能モデルから連綿と続く血筋を示したかったのではないでしょうか。真偽の程はともかく、アルフスティならそう考えたくなります。 

Alfa Romeo Tipo158 Alfetta

ティーポ158アルフェッタ 1939年


1972年に登場した4ドア・セダン(ベルリーナ)のモデル名に採用された「アルフェッタ」もアルファ・ロメオにとっては忘れられない輝かしい名称でした。アルフェッタとは、イタリア語で「小さなアルファ」の意味ですが、アルファ・ロメオにとっては、忘れられぬグランプリカーのニックネームだったのです。 

DOHC直列8気筒1500ccエンジンにスーパーチャージャーを備えたモデルで、1939年に開発されながら戦争の勃発によって活躍の場を失ったものの、戦中は倉庫の奥深くにしまい込まれて戦火を逃れ、戦後、1947年にサーキットに復活すると、たちまち快進撃を開始しました。 

現在のF1世界選手権が始まった1950年には、アルフェッタに乗るニノ・ファリーナが初代F1チャンピオンの座に着き、翌51年にはファン・マニュエル・ファンジオがワールドチャンピオンになっています。ファンジオが乗った1951年型のティーポ159では、その1500ccエンジンは9300rpmで425馬力を発生しました。 

Alfa Romeo Giulietta Sprint

ジュリエッタ・スプリント 1954年


ジュリエッタは3度目? アルファ・ロメオは2010年、100周年を迎えます。それを記念して行われるイベントには、一世紀にわたる歴史を刻んできた様々な歴史的モデルが姿を現すことでしょう。 

アルファ・ロメオは歴代の傑作車のなかでも、特に大きな成功を収めたモデルの名をリバイバルさせることが少なくありません。近日中の発売が予定されている小型車の名前は、ジュリエッタに決まったようです。もし、これが現実のものとなったら、実に3度目のことになります。 

初めてジュリエッタの名が登場したのは1954年のこと。アルファ・ロメオの歴史の中で最も小さな排気量を持つ、新世代のアルファを担うモデルとして登場した1300ccの小型車でした。小型車といっても、DOHCエンジンなど機構的にはアルファの良き伝統を踏襲していましたし、デビューにあたっては、まずスプリントと名付けられた美しいクーペから登場させるという手法を採り、4ドアのベルリーナ(セダンの意)は後回しにされ、翌年にこれまた美しいスパイダーとともにベルリーナがこれに加わりました。ジュリエッタ・シリーズは大成功を果たし、その後のアルファ・ロメオの反映に寄与したのです。 

Alfa Romeo Giulietta SZ

ジュリエッタ SZ 1960年

SZとはスプリント・ザガートのことを示しています。このSZの名も、しばしばアルファ・ロメオが好んで使っています。数えてみれば、3回も登場しています。ミラノに本拠を置くザガートは、戦前からアルファ・ロメオとは関係の深いカロッツェリアのひとつで、特に軽量で空力的なレース用のボディを得意としていました。1954年に登場したジュリエッタ・スプリントは1300ccながら高性能ぶりを発揮していたので、レースに使う人が現れるのは当然のこと。アルファ・ロメオもこれに応えて、ツインキャブを備えたスプリント・ヴェローチェを用意しました。 

ところが、買ったばかりのスプリント・ヴェローチェでレースに参加した顧客の一人がクラッシュし、ボディを大きく損傷させてしまいう事態が発生します。捨てるには忍びないと考えたのでしょう、このドライバーは事故車をザガートに持ち込むと、軽量なアルミボディの架装を依頼しました。するとこのSVZ(スプリント・ヴェローチェ・ザガート)がレースで話題となり、ザガートには同様な注文が舞い込むようになったのです。 

アルファ・ロメオもそれを黙って見ていることはなく、1960年にザガート製の軽量クーペボディを備えたジュリエッタSZを登場させるのです。その第1シリーズはテールが丸まったボディ(コーダ・トンダ)を備えていましたが、エリオ・ザガートとザガートのエルコーレ・スパーダ技師の走行実験から得たデータを元に、長いノーズと、裁ち落としたテール(コーダ・トロンカ)を持つシリーズ2に発展しました。現在でもその姿に心を奪われたエンスージャストは多く、人気のクラシック・アルファ・ロメオになっています。 

Alfa Romeo Giulia Sprint GTA

ジュリア・スプリントGTA 1965年 


2002年、156シリーズの高性能モデルとしてGTAの名が復活しました。GTAの名は、1960年代の後半から70年代の半ばにかけて、世界中のサーキットを席巻したジュリア・スプリントのレース用モデルに冠されていた「取って置き」の輝かしい称号でした。 

ジュリア・スプリントGTのバリエーションとしてGTAが加わったのは1965年のこと。GTAの“A”は、イタリア語で軽いことを意味する“Alleggerita”に由来にしています。 

生産モデルのスプリントGTではボディの外板がスチール製ですが、あるボディの外板をアルミニウムに置き換えて、大幅な軽量化を達成していました。レース規則ではボディの材質を変更することが許されていなかったので、最初から軽量なボディを持つレース専用モデルを製作したのです。その生産台数はグループ2ツーリングカー・クラスのホモロゲーションを取得するのに必要な500台だけでした。また、4気筒DOHCの1600ccエンジンも基本的にはジュリア・スプリントGTと共通でしたが、レース用に高度にチューンナップされることを想定して1気筒あたり2本の点火プラグを備えていました。GTAはその生い立ちと、機構的な特徴、そして生産台数が少ないことから、現在でも人気の高いモデルです。 

Alfa Romeo Alfetta

アルフェッタ 1972年 


この年、アルファ・ロメオは新しい時代を担うモデルとしてアルフェッタをラインナップに加えました。伝統の4気筒DOHCエンジンをフロントに搭載することは、これまでのアルファの手法どおりでしたが、クラッチとギアボックスをデファレンシャルと一体化し、リアシート下に配置するトランスアクスル方式を採用。合わせてリア・サスペンションにはド・ディオン方式を採用しました。ド・ディオン方式とは現在では聞き慣れないかもしれませんが、クルマがロールするなどの姿勢変化を行ってもタイヤのキャンバー変化はないという方式で、一時期、レーシングカーに多く採用されていた機構でした。 

量販車種、それも4ドアモデルでもあるにかかわらず、コストの掛かるトランスアクスル方式やド・ディオン式サスペンションを採用した理由が、前後軸の荷重配分を50:50の理想値に近づけ、理想的な優れた操縦性をもたらすためと発表されました。これには世界中から驚きの声が上がりました。果たして優れたハンドリングを発揮、すぐにそのスポーツモデルを望む声が高まり、1972年には、ジウジアーロのデザインを持つ、クーペモデルのアルフェッタGTが加わりました。 

Alfa Romeo Giulietta

ジュリエッタ 1.3/1.6 1977年 


しばらく途絶えていたジュリエッタの名前が復活したのは1977年のこと。今度は、ちょっと先進的なデザインを特徴としたベルリーナ(4ドア・セダン)の名称としての復活でした。 

当時、アルファ・ロメオの主力モデルの座にあったアルフェッタのコンポーネンツを使い、これに4ドアモデルとしては極めて斬新な、強いウエッジシェイプ(くさび形)のボディを架装したモデルで、アルフェッタの大人しいデザインに物足りなさを感じていたアルフィスティの共感を得たのです。 






アルファロメオ4C CG ROAD IMPORESSION


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