アバルト 1000TCR (仕様)

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日本のアバルトの世界では有名であったU氏が所有されていた1000TCR(仕様)が入庫しました。ボディは当時のアバルト ファクトリー製のようです。現在は600のエンジンをベースに1000TCR同様のパフォーマンスを得たエンジンが搭載されています。1000TCRは1962年に登場した「フィアット アバルト 1000 ベルリーナ」をベースとしています。正式名は「アバルト 1000 ツーリズモ コンペティツィオーネ ラディアーレ ベルリーナ コルサ(通称 1000TCR)」となります。実車はコーナーリング性能を向上させる為に太いタイヤを装着し、それを収めるために前後共に大胆な形状のフェンダーを備えています。また、巨大なラジエター、水平まで開いたエンジンフード、極太の獲エグゾーストパイプ、スカート下にのぞくアルミ製の大きなオイルサンプがそのパフォーマンスを誇示しています。

(諸元)

全長: 3530mm

全幅: 1390mm

全高: 1400mm

ホイールベース: 2000mm

車輛重量: 583Kg

エンジン形式: 水冷直列4気筒OHV

総排気量: 982cc

最高出力: 112hp /7600rpm

変速器: 5速 マニュアル

タイヤ: 4.50-13

最高速度: 195Km/h

1000TCRの特徴でもあるリアエンジンフードを水平まで上げた状態で固定できる構造は、エンジン冷却のための効率の良い方策でした。ダッシュボードでは左から燃料、水温、油圧のコンビネーション、中央にはイエーガー製お3連メーターナセルが備わります。ホイールはそれまでのアマドーリのスチール製に代えて、カンパニョーロ製エレクトロン(軽合金)いわゆる“アバルトパターン”のホイールを採用しました。1965年には、効率と耐久性を高める為、クーリングシステムが大きく変更され、大型のラジエターがノーズに組み込まれると共に、ラジエターをカバーするフェアリングが取り付けられました。この変更によりパワーをロスするリアラジエターの冷却ファンを無くすことができ、エンジンのパフォーマンスを向上させることにも成功しました。フロントのフード内にはフューエルタンクとバッテリーが収まります。現在搭載されているエンジンはフィアット600のエンジンをベースに、1000TCR同様 テスタ・ラディアーレと呼ばれる半球形の燃焼室を持つシリンダーヘッドを装着しています。テスタ・ラディア―レの採用により、OHVながら燃焼効率を高めたことから、982ccの排気量から112hpを発揮するに至りました。新設計の銅管製トレーリングアームを採用したリアサスペンションで、キャンパー変化を最小限に控えながら、サスペンション ストロークを大きく取ることに成功し、コーナーリング時の安定性が大きく改善され、ラップタイムの短縮に貢献しました。フィアット 600 から受け継いだロワアームを兼ねる横置きルーフスプリング式のフロントサスペンションを廃し、「ペントラーレ」と呼ばれるクロスメンバーにAアームとコイルスプリングを用いた方式に変更し、細かなセッティングが可能となり、コーナーリング性能をより高めました。これらの足廻りのレストアも施されています。また、ウェーバー40のキャブレターはオリジナルと同様のものを使用しています。

 

 

SPECIFICATION

車名アバルト 1000 TCR (仕様)
グレード1000TCR (仕様)
生産国ITALY
年式1969 年
車検2年付
ボディカラーグリジオ カンポボーロ
内装ネロ
ミッション5MT
ハンドルLHD
排気量980 cc
過給器NA
燃料ガソリン
サイズ3500 x 1480 x 1330 mm
乗車定員2 人

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