販売中 5,800,000円
1986年、スカイライン生みの親である桜井眞一郎氏が率いるオーテック・ジャパンとザガートが共同開発して生まれたのが「ステルビオ」です。搭載エンジンはシーマのVG30DAT 2960ccベースにオーテックにて290psにスープアップされています。
ボディ デザインの「無骨な美しさ」や、ルーフの「ダブルバブル」は、正にザガートの美学でもあります。このステルビオは一般に、「国産車のレパードに、ザガートのボディを被せただけ」という見識を持たれている方々がいらっしゃいますが、とても大きな間違った解釈であります。外装は「アストンマーティン ザガート バンキッシュ」同様、アルミ合金を手作業で加工し組み付けていく(但し、ボンネットフードと前後バンパーはカーボン・ファイバー製)という、カロッツェリアの伝統に沿った方法で製作されるため、技能職人と設備が整っている本社工房でなければ製造が不可能であり、入念に手作業で成形られたボディーは、1台ずつ丹念に磨き上げられ、美しい塗装(ラッカー塗料使用)で仕上げられています。内装もまた誤った解釈をされており、レパードの内装に本皮とウォール・ナットを張っただけのように言われていますが、実際は室内空間の変更に対応するため、新たにFRPで作り起こされている部分も多く、元のまま使用されたのは各スイッチ・パネルやステアリング・ポスト、ATセレクターやサイド・レバーなどの改修が不可能なものだけに留まっています。ステルビオが開発、販売された背景には日本のバブル経済があり、良い意味での恩恵を受けたラグジュアリーカーです。現在では考えられない程、凝った工程と大金が注ぎ込まれています。
「Stelvio」とは、オルトレス山系に属する標高2757mの、ヨーロッパで最も高い峠の名称です。急勾配で連続するきついカーブが連続している事でも有名です。今の、元気のない日本を、こんな尖がったクルマで走りませんか。
SPECIFICATION
車名 | オーテック ザガート |
グレード | ステルビオ |
生産国 | ITALY |
年式 | 1997 年 |
走行距離 | 35000 km |
車検 | 2年付 |
ボディカラー | イタリアンレッド |
内装 | ベージュ レザー/ アルカンタラ |
ミッション | 4AT |
ハンドル | RHD |
排気量 | 2960 cc |
過給器 | turbo |
燃料 | ガソリン |
サイズ | 4370 x 1800 x 1340 mm |
乗車定員 | 4 人 |
付属品 | フルオートエアコン、パワーシート(ドライバー側)、プロジェクターヘッドライト、ASCD(オートスピードコントロール機能)、BOSEスピーカーシステム |