イタ車で軽井沢やその周辺のスポットを巡るイタカル。第2回は、アルファロメオ4Cで紅葉の軽井沢を走ります。
スポーツカーに対する情熱と理想を、そのまま形にしてしまったアルファ4C。純粋なスポーツドライビングにフォーカスし、余分なものを全て削ぎ落とした新世代のイタリアン・リアル・スポーツカーです。
街乗りも充分こなせるだけの柔軟性があるアルファ4Cですが、やはり本領発揮するのはワインディングロード。紅葉の美しい時期に合わせて軽井沢に持ち込みました。
軽井沢周辺の楽しいワインディングロードは色々ありますが、安心して飛ばせて面白い道、紅葉の美しい道ということで、今回は中軽井沢からハルニレテラスの横、R146を北軽井沢に向けて登り、日本ロマンティック街道を抜けて、浅間牧場から浅間火山博物館を通り、鬼押ハイウェイ(有料道路)からR146に戻ります。
イタカル今回のルート
ともかく痛快!! この上ないドライビングプレジャー!! 重心位置とロールセンターの高さをシートのヒップポイントに合わせてあるせいか、カーボンファイバーの剛性の高さとサスペンションアームの動きが尻にダイレクトに伝わる感覚は他のクルマではなかなか味わえません。狭いコクピットの中は背後から高まるエンジンノイズに包まれる至福の一時。
ジャンナ・ナニーニのパワフルなイタリアン・ロックにのせたItaTUBEの動画をご覧ください。
浅間火山博物館
営業期間 4/1〜11/30
営業時間 8:30〜1715
浅間火山博物館公式HP
浅間牧場
浅間牧場茶屋公式HP
浅間モーターフェスティバル2015
翌日は同じルートを上って。浅間モーターフェスティバルを取材しました。
浅間モーターフェスティバルは、軽井沢や小諸の地域振興と自動車文化を根付かせるために努力されているモトテカコーヒーとその関連自動車クラブが中心となって毎年開催されている浅間ヒルクライムの姉妹イベントです。
浅間火山レースの歴史を伝える施設でもある浅間火山博物館をメイン会場とし、1955年に開催された第1回浅間火山レースの舞台となった浅間牧場内コースの一部を使用したヒルクライムイベントです。毎年、ビンテージカーからレーシングカーまでいろいろ面白いクルマや珍しいマシンが一堂に介して本気モードでコースを駆け上がる様子は、イギリスのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを思い起こさせてくれました。来年は浅間ヒルクライムもぜひ取材に行きたいと思います。
浅間モーターフェスティバル公式HP
浅間ヒルクライム公式HP
次のイタカルを読む「 フィアット500Xで巡る残雪の軽井沢」
前のイタカルを読む「フィアット500ツインエアーで巡る初秋の軽井沢」