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ガレージ伊太利屋では、培ってきた歴史を活かし、海外のスペシャルショップとも連携しております。本国の職人によるレストアや、特別な車両のご案内が可能です。
ランチア ハイエナ ザガート
売却済 (税込).年式 | 走行距離 | 車検 | 排気量 |
年 | km | 年月 | cc |
ボディカラー | ハンドル | サイズ | |||
内装 | 最高出力 | 乗車定員 | |||
ミッション |
年式 | 走行距離 | 車検 | 排気量 |
年 | km | 年月 | cc |
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内装 | |
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乗車定員 |
日本では珍しいハイエナです。ハイエナは1992年、ザガート生誕75周年を記念して75台の製作予定として発表されましたが、内装の総カーボンというパートに技術・コスト共に困難を極め、各文献を確認しても総生産台数は不明であり、23~25台というのが通説となっています。
日本国内では1992年にザガート・ジャパンの手により10~20台(車両本体価格1580万円)の日本仕様の輸入をおこなうとのアナウンスでしたが、実際は数台のみの輸入と言われています。因みにこの時期に輸入予定となっていた155ザガートやRZ等も全て数台の輸入のみで終了しました。ハイエナ(イタリア語ではイエナ)はオランダの実業家ポール・コトーと、前衛芸術家ナーニ・テデスキの描いたスケッチを基に、ザガートのマネージメントによって生み出されました。
ボディはデルタ・エボルツィオーネのプラットフォームを流用し、ボンネットフード、前後バンパーはFRP、その他はオールアルミ製となり、内装はAピラーはじめフルカーボン製です。カーボンはパリのMOC社製を使用し、デルタと比較して約150Kgという軽量化に貢献しています。ドアパネルが1500g、ダッシュボードが2500g(デルタは17Kg)、ルーフトリムが1180g、フロアトンネルが400gに(デルタは17Kg)、ルーフトリムが1180g、フロアトンネルが400gに過ぎません。
パワーユニットはデルタ・インテグラ―レのエンジンを。点火及びインジェクション・タイミング、フェーエル・プレッシャー、ターボ・プレッシャーを変更。馬力は210psから250psまでスープアップを行いました。
実車のボディカラーはモンツァレッドですが、他にザガート・グリーン、フライ・イエロー、サラトガ・ホワイト、ベネツィアブルー、ブラックの計6色が設定されました。プロト・ティーポではメーターパネルはブラック盤、シートはアルカンタラ仕様でしたが、実車のメーターパネルはホワイト、シートはオールブラック レザーとなっています。プロト・ティーポのホイールはスピードラインを装着していましたが、実車はOZの5スポークを装着されており、エヴォⅡの純正ホイールを装着している個体も存在します。
また、エンドマフラーはRAGAZZONに変更されており、ドアのアウターハンドルは他車とは形状が違い、簡易な形状なパーツ(60年代のGTAのようなプッシュボタン式・ノブはU字型)に変更されいます。これは、ファーストオーナーが発注時に特別オーダーされ、1台のみ製作されました。