2020.11.24
悦楽のヴィンテージカーライフ-01(カスタマーからの寄稿より)

晩秋のウィークエンドの朝。

ガレージの鍵を開け、1週間ぶりに愛車を駆る。
トノーカヴァーのジップを開きシートに滑り込む。
キルスウィッチをエンゲージしキーを捻る。
チョークレバーを引き、燃料ポンプの打音が落ち着くのを待ってからアクセルペダルを一踏みしてスターターを廻し火を入れる。
チョークを戻しながらアクセルを少しずつ煽る。
現代車とは違い、暖気には十分に時間を掛け、水温計だけで無く、油温計の針も動き出すのを待つ頃には油圧も落ち着いてくる。
いつものルーティーンの後、ハンドブレーキをリリースして未だ少し硬いギアを叩き込み目の前に続くいつものコースに走り出そう。
気温が下がりピンと張り詰めた比重の高い空気は、キャブレターからエンジンに濃い混合気を送り込む。
排気音もいっそう歯切れ良いビートを奏でる。

 

 

晴れ渡った空は高く、寒風はピリピリと頬を掠める。
目の前のコーナーを抜け、次に迫るコーナーを注視する。
頭上を掠めて行く風がヒートする脳を冷却してくれる。
峠を攻めながら高度を稼いでいくと、通い詰めたいつものワインディングロードも表情を変える。
麓のベース周辺は紅葉真っ盛り。
赤や黄色の世界に続く路上に、お気に入りの愛車の色を加える。
標高が高くなるに連れ、木々は葉を落とし路面は枯れ葉に敷き詰められていく。
秋から冬に季節の流れを感じながらアクセルを更に踏み込んで路上の枯れ葉を蹴散らして行く。

 

 

峠を越えお気に入りの展望台までひとっ走り。
紅葉真っ盛りの山並みを愛車と共にカメラに収め、幌を上げ帰路に着く。
山を降りて、ベースに戻って一休み。
熱いコーヒーが冷えた身体を溶かしていく。
太陽は周辺をオレンジ色に染めながら山の彼方に沈み、稜線を黒く浮かび上がらせる。
オレンジ色の世界で愛車も金色に光り、藍色に成った空には星が瞬き、動きを止めたエンジンはキンッキンッと音を立てながら冷えていく。
毎回走る度に新鮮なヴィンテージカー。
次に駆る時はまた新たな感覚を呼び起こしてくれるだろう。

カスタマーからの寄稿文より:HP編集部

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