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ガレーヂ伊太利屋では、培ってきた歴史を活かし、海外のスペシャルショップとも連携しております。本国の職人によるレストアや、特別な車両のご案内が可能です。
ランチアに関するニュースをいくつかお届けします。
ランチア・デルタS4が、30年以上に渡り車ファンを楽しませてくれている「Ruoteclassiche – Best in Classic 2022」の「ヤングタイマー」カテゴリーで賞を獲得しました。12のカテゴリーに分けられたこの賞は、クラシックカー業界の文化的、社会的、経済的発展に貢献した人物、組織、企業、団体、イベント、クラシックカーを表彰することを目的としています。
1980年代から2000年代に生産された車両を対象とする「ヤングタイマー」部門では、最終選考でブガッティEB 110 GT “Parigi “やランボルギーニ カウンタック アニバーサリーをおさえ、ランチア デルタ S4が大多数のRuoteclassicheの読者によって選出されたのです。授賞式で、FCAヘリテージ部門の責任者であるロベルト・ジョリートは、次のように述べました。「この名誉ある賞を受賞したことは、私たちの輝かしいブランドの歴史的遺産を、可能な限り広く、確信を持って伝えようとする私たちの努力が認められたということであり、私たちにとって大変光栄なことです。今回の受賞は、ランチア・デルタS4のような、モータースポーツにおけるランチアの不敗神話の創造に大きく貢献した特別な車についての受賞でもあります」
そして、皆様すでにご存知だとは思いますが、ランチアのロゴデザインが新しくなりました。ランチアにおける116年の歴史の中で、ロゴデザインは7つあり、いずれもエレガンス、グラフィック・パワー、洗練性といったブランドのDNAに内在する独自の価値を共有していました。そして今回新しく発表されたこのロゴは、ランチアの新時代のシンボルであり、電動モビリティへの参入を示すものです。この新しいロゴは、新型イプシロン、新型フラッグシップ、そして新型デルタに採用されるとのこと。賛否両論あるかと思いますが、時代、そして世代のうつろいですね。
ランチア・フラミニアに初めて採用された1957年のロゴから主にインスピレーションを受けているそうで、クラシックな美学を持つ“本物の宝石”を表現しています。LANCIAのレタリングも新しくなり、ブランドの歴史に最も深く関わるイタリアンエクセレンスのひとつである「ファッション」からインスピレーションを得たオリジナルのフォントが採用されています。この新しいレタリングは、ブランドの未来を示し、魅力的で永続的、そして常にコンテンポラリーであることを意味しているようです。
また、Pu+Ra Zeroというコンセプトモデルも公開されました。ランチアニューデザインのエッセンスと、新型イプシロン、新型フラッグシップ、新型デルタのビジョンが込められた立体的なマニフェストです。Pu+Ra Zeroのフロントデザインは、ランチアの歴史的なグリルである「カリス」を再解釈したもので、3つの光線によって未来に投影され、象徴的で印象的なデザインに仕上がっています。このピュアでテクノロジーに溢れ、独自のアイデンティティを持つ新しい「カリス」は、ランチアの新車3台すべてに搭載され、昼夜を問わず一目でそれとわかるようになると発表されています。リアは丸いテールランプが目を引きます。ストラトスにも採用されていたものからイマジネーションを受け、新型イプシロンでもヘッドライトの間に新しいLANCIAの文字が配置される予定。
こうして新しいものが出来ていくのはやや複雑な気持ちもありますが、ランチアというブランドがこれからも続いていくと思うと嬉しいことです。世界では#makelanciagreatagainというスローガンが一部で流行っています。日本でも盛り上がる予感が・・・モデルを問わず、今ランチアを所有している方はぜひこれからも大切に所有いただきたいとガレーヂ伊太利屋は願っております。