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ライレー 9 リンクス

ASK (税込).

 ASK (税込)
年式 走行距離 車検 排気量
1933 不明 令和6年9月 1087cc
km 年月 cc
ボディカラー マルーン ハンドル RHD サイズ 387×145×145cm
内装 ブラウン 最高出力 42bhp 乗車定員 4人
ミッション 4MT      
年式 走行距離 車検 排気量
1933 不明 令和6年9月 1087cc
km 年月 cc
ボディカラー マルーン
内装 ブラウン
ミッション 4MT
ハンドル RHD
最高出力 42bhp
サイズ 387×145×145cm
乗車定員 4人

ライレー・ナインのヴィンテージ・スポーツモデル、リンクス・ツアラーをご紹介します。
 

ご紹介するリンクス・ツアラーは1933年の約1年間だけ生産された、4座席2ドアのオープン・スポーツモデルです。ライレーのスポーツモデルであるスプライトやブルックランズと同仕様の高出力型エンジンが搭載され、スポーツカムシャフト、スポーツ仕様の吸気/排気マニホールドを備え、トランスミッションは前進4段型のマニュアル・フロアシフトです。
 

イギリスのライレー社が1926年に発表し、38年までに生産されたナインは、スポーティーな性格を備えた1100cc級小型車として大きな成功をおさめました。成功の要因となったのは、上質でスポーティーな小型車を求めるユーザーに向けて、1100cc級としては凝った造りのメカニズムを盛り込んだことです。さらに、軽量な4ドアサルーンから4座オープン、レースにも使用できる2座スポーツまでと、さまざまなボディ・バリエーションを用意しました。
 

モデル名のいわれとなった“ナイン”のモデル名は、イギリスの課税馬力(排気量1100cc級)を示しており、エンジンは直列4気筒、総排気量1087cc(60.3×95.2mm)です。ライレーがモットーとする凝った造りを象徴するのがそのエンジンです。いわゆる“ツインカム”方式を採用して、半球型燃焼室を形成しています。現代のDOHCエンジンとの違いは、ライレーでは2本のカムシャフトをクランクケース脇の左右に備えるという、位置の違いにありますが、吸排気効率を高めることで、高い信頼性を確保しながら、高出力を発揮するという設計思想には変わりはありません。また、梯子型シャシーは、同クラスの英国車と比べて強固な造りとなっています。これによって高いシャシー剛性を得て、信頼できるドライビング感覚をドライバーにもたらしています。
 

この「RV 3333」は、初代オーナーから現代に至るまでの履歴が完全に残されています。イギリスのスペシャリストの手によるフルレストアが完成したのは2017年のことでした。車載の記録簿によれば、総額で10万英ポンドが費やされていますが、入念で丁寧な作業内容は金額を納得させるものでしょう。
 

レストア作業はライレーの著名スペシャリストであるブルーダイヤモンド社が主体となり、各分野のスペシャリストが参加しておこなわれ、エンジン、トランスミッション、駆動系などの機構面はすべて修復されています。車体関係ではシャシーとボディを分離して木骨を修復し、ボディは板金修復を実施したうえで、ボディカラーはオリジナル状態を再現してマルーンで仕上げられています。
この英国でも希有な1933年ライレー9リンクスツアラー、「RV 3333」は、完成後に日本の英国ヴィンテージカー愛好家の目に留まり、東京にやってきました。車検は取得ずみで、日本に渡ってからもヴィンテージカー専門家のメンテナンスを受けています。
 

リンクスは、1934年型ではオープンボディのままながら、4ドアにモデルチェンジされたことでスポーティーさが薄められてしまったことから、1933年だけの2ドア・ツアラーは貴重な存在として人気を博しています。手に入れたその日から、ツーリングやクラシックカーイベントで楽しむことができる、ヴィンテージ期の逸品です。

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