今回はブラックが入荷致しました!
世界限定 500台、日本においての販売は僅か67台!市場に現れてもすぐに売約済となってしまいます。ロングノーズ&ショートデッキのスタイルはクラシカルで1960~70年代のスポーツカーを彷彿とさせます。8Cのボディ素材は極めてハイテク仕様であり、マセラティで用いられるスチール製の基本骨格に カーボン製モノコックとカーボンパネルを組み合わせて造られています。フロントボンネットは広い面積の割に驚くほど軽量で驚きます。シートに腰掛けた時に目の前に広がる光景は、古典的なスポーツカーの文法にのっとったものであり、センターコンソールにシフトレバーのかわりにスイッチ類が配置されている以外は、インパネの右に回転計、左に速度計を配したオーソドックスなレイアウトで完成させています。但しインテリアもエクステリアと同様にハイテク素材で構成されています。センターコンソールやメーターナセル、更にシートのシェル部分などがカーボン、センターコンソールを取り囲む枠などが無垢のアルミと凝りようです。グラツィアーノ製6段MTとマネッティマレリ製自動変速システムを組み合わせた2ペダルMTは、「AUTO」と「MANUAL」のどちらかを選ぶことにります。また、「SPORT」と書かれたスイッチを押すと、「AUTO」でも「MANUAL」でも変速スピードが速くなり、エグゾーストノートのヌケが呆れるほど良くなります。「AUTO」を選んでノーマルのセッティングの場合、変速は穏やかでスムーズな走行となります。市街地でGO&STOPを繰り返すような場面でも全く不満はありません。「MANUAL」を選び更に「SPORT」のスイッチを押すと、クルマの性格は豹変し一気にレ―シーになります。。変速ショックはやや大きくなるものの、そちらへの不満よりもシフトした時のダイレクト感への喜びのほうが勝ります。車重1400Kgに対し450馬力、速いだけではありません。超越したバランスは見事です。硬いだけでなく、しなやかな足廻りは絶妙なセッティングです。電子制御とアナログがバランス良く配分された奥の深いマシンです。