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ガレージ伊太利屋では、培ってきた歴史を活かし、海外のスペシャルショップとも連携しております。本国の職人によるレストアや、特別な車両のご案内が可能です。
ランチア フルビア 1.3ラリー
売却済 (税込).年式 | 走行距離 | 車検 | 排気量 |
1968 | 28,100km | なし | 1298cc |
年 | km | 年月 | cc |
ボディカラー | クリーム | ハンドル | LHD | サイズ | 3975×1555×1300mm |
内装 | ベージュファブリック | 最高出力 | 80ps/6000rpm | 乗車定員 | 4人 |
ミッション | 4MT |
年式 | 走行距離 | 車検 | 排気量 |
1968 | 28,100km | なし | 1298cc |
年 | km | 年月 | cc |
ボディカラー | クリーム |
内装 | ベージュファブリック |
ミッション | 4MT |
ハンドル | LHD |
最高出力 | 80ps/6000rpm |
サイズ | 3975×1555×1300mm |
乗車定員 | 4人 |
シチリア島のパレルモを元気良く走っていたフルビア 1.3です。ASIとFIVA認定車輛であり、証明書等も付帯されています。ランチア自社デザインのボディに積まれているエンジンは 狭角4気筒 DOHCの1300cc(89PS)をFWDで駆動。当時装着されていた、ダンロップ製ディスクブレーキはとても斬新な装備でした。後年、このコンパクトなボディとFWDを武器としてHFに進化していき、チェザーレ・フィオリオ率いるワークスチーム「HF スクアドラ・コルセ」の手に委ねられて、1971年にはヨーロッパ・チャンピオンを獲得しました。
現在では、日本国内はもとより、イタリアにおいても、「HF仕様」などにリメイクされている車輛が多く、現車のように、スタンダードな状態のストラダーレ仕様の台数は極端に少なくなっています。エンブレムの形状をかたどったイグニッションキーや上質なシートデザインやメーターパネルに使用されているウッドの質感などは流石にランチアならではといえます。モディファイのベースとされることが多い、HFは、力強さや猛々しさを全面に感じるデザインとなっっていますが、通常のストラダーレからは、速さや流麗さ、上品さを感じます。
クリーム色のボディを眺めながら、ドアを開け柔らかさと厚みをたっぷりと持ったシートに腰を掛けると、細いウッドステアリングとウッドのダッシュボードが目に入ります。その広い社内と居心地の良さから、競技者のベースとなったことなど忘れてしまいますが、一手シフトノブに手をかければ、その血統は列記とした競技者であるということが分かります。
シフトゲートの間隔は非常に狭く、なおかつシフトフィールをしっかりと感じることができます。13度に設定された狭角V4により、車両全体のマスがより中央部分によることで、非常に優れた回頭性を持っています。ワインディングなどではより一層その完成度の高さを感じられることでしょう。
SOHCエンジンの奏でるサウンドと、小気味よく、レーシーなミッションフィールのお陰で、どこまでも走っていける、もっとドライブをしたいと思わせてくれる一台です。