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ガレーヂ伊太利屋では、培ってきた歴史を活かし、海外のスペシャルショップとも連携しております。本国の職人によるレストアや、特別な車両のご案内が可能です。
アウトモビリアモスによるデルタのレストモッド”futurista”。デルタ インテグラーレ 16vをベースにチューンアップし最高出力はおよそ330hp、ボディ再構成の素材にはカーボンを多用し、レースでも楽しめる硬派なカスタムが施されています。エンジンのスタートにはロケットマークがついたボタンを押す、など遊び心も満載。2ドア化という点も含め、浪漫が詰まった一台です。数値としてのスペックも気になるものではありますが、アウトモビリアモスの代表であるエウジェニオ・アモスは、futuristaに込めた想いを綴っています。本日はその文章をご紹介します。
ーEugenio Amos (Automobili Amos Founder)
現代は誰もが数字を欲しがる時代です。
重さはどのくらい?1250kg。“良い感じだね。”
馬力はどれくらい?330hpくらい。“ファンタスティックだね。”
価格はいくらですか?35万ユーロくらい。“高いね。”
でも、誰も「なぜ?」とは聞いてくれません。結局のところ数字は数字でしかなく、意味をもっていない。多幸感、情熱、懐かしさ、これらの感情は数字では測れませんから。
では、なぜ?
このクルマは僕にとってすごく大事なもので、ロマンティックなビジョンを表現しています。以前はクライアントとして、そして今はメーカーとして車に関わってきましたが、表面的で速いだけのクルマには飽きてしまったのです。男らしさ、価値観、過ぎ去った理想的な時代への憧れ。それらを車製作の中心として考えています。だからアウトモビリアモスが作るクルマはピュアなのでしょう。アナログで、生々しく、本質的なものを求めています。製作には非常に多くの労力を要しています。非常に優秀な人物だけを選んで、自分にとって本当に大切なものだけを取り出して完成させました。
futuristaにデルタを選んだのは、私がクルマを好きになるきっかけとなったクルマだからです。7歳のとき、父が美しいジャッロのデルタを持っていました。なぜだかわからないですが、助手席に乗るととても特別な感じがしたのです。匂い、柔らかなアルカンターラの感触、独特な音。それらが今でも鮮明な大切な思い出になっています。その時の記憶をまた蘇らせたいという想いを込めているのです。ーーーーーーーーー
こうした想いで作られたfuturista、日本向けの#12はもうすぐ到着予定。さらに詳しい情報はメールマガジンにてお送りします。メールマガジン登録はHPより。