コンクールコンディションといえるスパイダー 2.0 ヴェローチェ（Sr. VI）です。

ピニンファリーナが描いたボディに伝統のロメオ ツインカムエンジンを搭載。トルクもあり非常に乗り易く扱いやすい車です。’91年モデルの内装はリアルレザーとビニールレザーの組み合わせですが、当車両がそれにあたる’92年モデルでは、リアルレザーとアルカンタラそしてビニールレザーの組み合わせとなっています。アルカンタラのドア内張からはイタリアらしさを感じます。この車に関して特筆すべき点は、かなり前方から生えているシフトノブです。一見、違和感があるかもしれませんが、ステアリングにも近く、スパスパとギアチェンジできます。三角窓も雨天の換気や曇りとりには有効な快適装備。シートの後ろと、浅いですが広大な面積のリアトランクを合わせれば、引っ越しこそ出来ませんが、２人分の旅行バッグには充分です。

こちらのヴェローチェはコンクールコンディションといえる状態です。内外装ともにレストアをおこなっており、エンジンにも徹底的に手が入れられています。ないパーツに関してはこの車用としてワンオフで作っています。自慢できる一台であること間違いなし。